過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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546:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:03:43.20 ID:ha7ZcpN9o
黒澤ダイヤは徹しきれないトレーナーだ。

ジムリーダーにまで上り詰めた腕前にしては珍しく、パーティ構築に情を挟みまくっている。
例えばプクリンはルビィがピッピを育て始めたのと一緒に育て始めたポケモンで、戦闘用としてはそこそこの性能なのだが、愛情そのままにレギュラーとして連れている。
その他のメンバーも性能で選んだというよりは何かしらの縁があったポケモンたちで、こと戦闘力という観点で見ればまずまずの評価に留まる面子だろう。
その構築でジムリーダー認定を受けるだけの強さなのだから、凄まじい才覚だとも言えるのだが。

そして同じように、メレシーにも情がある。

出会いはとある日、とある洞窟で。
メレシーという種族は“ほうせきポケモン”と類される通り、その体がダイヤモンドのような鉱物で構成されている。
きらきらと光り、もちろんその体は硬質。しかし決して戦闘力に恵まれたポケモンではない。

そんなメレシーは、宝石を主食とするヤミラミから捕食の対象として狙われている。
逃げ果せる場合も多いのだが、自然界は厳しい、捕食されてしまう場合ももちろんある。
そんな場面に、ダイヤが偶然通りかかったのだ。

ヤミラミを追い払い、齧られて弱り切っていたメレシーに応急処置を施し、用事を放り出してポケモンセンターへと駆け込んだ。
そのまま手持ちへと加わり、情が移って連れ歩いている。


ダイヤ「ふふっ…あなたもわたくしと同じ、ダイヤですのね」

『メレ?』



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