過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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559:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:14:40.39 ID:ha7ZcpN9o
凛がディアンシーの光で目覚めることができたのは、デオキシスに一度絡め取られた際に位置が近付いていたから。
眩い光をたっぷりと浴び、絶たれた意識をバッチリと繋ぎ合わされたのだ。

対して穂乃果。
デオキシスから狙われなかったのが幸か不幸か、当初倒れた位置にうつ伏せのまま。
以下略



560:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:15:18.81 ID:ha7ZcpN9o
目を向け…なんだろうと穂乃果は首を傾げる。

それは二色に分かたれた一つの石。半分は橙に、半分は蒼く。
その石の中心には強烈な力強さを感じさせる何かがうねっている。
英玲奈の言っていた特殊な石の何かしら一つだとは思うのだが、いかんせん用途がわからない。
以下略



561:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:15:56.92 ID:ha7ZcpN9o
飛翔。

穂乃果はリザードンの背に乗り、繰り広げられる戦線のその上へ、上へ。
何故だかはわからないが、今のリザードンには空こそが相応しいと思ったのだ。

以下略



562:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:16:47.06 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果「感じるよ、リザードン。心臓の音も、体温も、考えてることも」

『………グルル…』

穂乃果「うん、そうだよね。そろそろ……デオキシスの顔は見飽きた!!!」
以下略



563:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:17:16.76 ID:ha7ZcpN9o
リザードンはメガシンカにおいて、二つの分岐を持つ珍しいポケモンだ。

一つはX体。
黒竜へと姿を変じ、蒼炎を纏った屈強なる進化。

以下略



564:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:19:06.02 ID:ha7ZcpN9o
遥か天に座す炎竜、メガリザードンY。
その姿は暴威を振るい続けたデオキシス統合体に対し、決着撃を放つに足ると絵里に即断を下させる。

氷鳥と氷精は交差、追駆!
絵里が指揮者のように振るう双腕に従い、最大出力で“れいとうビーム”を重ね放つ。
以下略



565:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:19:45.89 ID:ha7ZcpN9o
太陽の輝きは真姫たち、そして海未とことりがクレーターのそばへと駆け寄るための道標となる。
海未とことりは肩で息をしながら、幼馴染の勇姿に心底から嬉しそうに笑みを交わす。


ことり「穂乃果ちゃん…かっこいいっ!」
以下略



566:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:20:15.43 ID:ha7ZcpN9o
デオキシス統合体へと直撃した竜炎は、着弾から五方向へと大火を拡げる!

それは炎タイプの奥義“大文字”。
デオキシスは同族、スピードフォルムがこの一撃に敗北したことを知っている。

以下略



567:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:21:08.07 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果はハイパーボールを構えている!

それだけではない、絵里が、凛が、ダイヤが。
真姫、にこ、希。さらに今駆けつけた花陽と千歌にルビィも。
そして海未とことりが、皆一様にボールを構えている!
以下略



568:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:22:05.52 ID:ha7ZcpN9o
カツン、コロコロ。

投じられたボールの一つがデオキシスをその中へと収め、ボール中央のランプが明滅する。
揺れる、揺れる。チカ、チカと光り…

以下略



569:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:23:21.19 ID:ha7ZcpN9o
まさにラッキーガール。
降りてきたゴルーグからヒョイと飛び降り、絵里からボールを手渡されて飄々と笑顔。


希「いや〜、スピリチュアルやね!」
以下略



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