591:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:45:11.68 ID:ha7ZcpN9o
曜「千歌ちゃんん…」
梨子「ふふ、たった半月でそれじゃあ千歌ちゃんに笑われるわよ」
曜「半月って長いよ、梨子ちゃん…はぁ」
オハラタワー後、曜と千歌は袂を分かってはいない。
基本的には一緒に旅を続けていて、しかしダイヤの都合が合う時は修行を付けてもらいに千歌が赴く。
その期間は二人バラバラと、そんな感じの関係となっている。
仲の良さは保ちつつ、千歌は色々な道筋で曜に追いつこう、対等であろうと模索している。
親友以上ライバル未満。だが、いずれ対等なライバルとして追いついてくるはず。
そんな健全な関係だ。
梨子(本当に、二人の仲の良さが壊れなくてよかった。
それに…たまに離れる期間ができたことで、お互いの大切さをより実感できてるんじゃないかな。前よりもっと仲が良く見えるもの)
そんなことを考えている梨子の膝へ、曜はぐりんと体を捻って頭を乗せる。ふざけて膝枕の体制へ。
曜「はあ、千歌ちゃん…」
梨子「もう、代わりにしないでよ」
お互いにどこか遠慮のあった以前の関係ではとてもじゃないが、こうはならない。それくらいに打ち解けている。
仲良くなれて嬉しいな…と、少し癖のある曜の毛先を指通し、頭を軽く撫でる。
そして梨子もまた願う。
梨子(千歌ちゃん…ふふっ、早く三人で会いたいな)
そんな時間がゆっくりと過ぎ…間もなく、時刻は夜を迎える。
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