過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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595:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:49:15.52 ID:ha7ZcpN9o
ツバサの体が衝撃に跳ねる。
その意思に関係なく筋肉が収縮し、陸に上げられた魚のように全身がのたうつ。
電撃が止まり…ツバサはガラス越し、所長へと目を向ける。


ツバサ「……っ…毎晩どうも。その電気のおかげで、筋肉が衰えずに済んでるもの」


鮮やかな笑みを。
入浴らしいことは数日に一度、この部屋の中、拘束服のままで薬液と放水を一挙に浴びせられての拷問めいた洗浄のみ。
だというのに、ツバサの髪は艶としなやかさを失っていない。
肌も潤いを保っていて、それは天性の体質か、あるいは衰えない気力の為せる技か。

それを目にもう一度頷き、所長は再度スイッチを。


「それは結構」

ツバサ「う゛…ぐっ…!!」


二度、三度。
ツバサが痛みに床を転がり、所長とその隣、ベテランの刑務官が口元を嗜虐的に歪ませる。

囚人は人にあらず。何をしようと自由。
普通ならば監査が入る。とてもありえない。
だが現所長の前身は強権を持つ政治家。その嗜虐趣味を満たすため、わざわざこの立場へと身を移したのだ。
そんな男にとって、監査などどうとでもねじ伏せられるもの。

そして所長に薫陶を受け、ここで働く刑務官たちにも非道のサディストが多い。

歴代、並み居る囚人たちの中でも、綺羅ツバサは飛び抜けて美しく、魅力に溢れている。

故に、所長をはじめ刑務官たちは安全圏のガラス越しにツバサを眺める。
ツバサへの食事はプレートで提供されるが、手はもちろん拘束されたまま。地べたを這って犬食いする他ない。
尊厳を奪い、その様をニヤついて眺める。

食事中、睡眠中、その他日常のありとあらゆるタイミングで、気紛れに電撃を与えて身悶えする様を楽しむ。
そんな虐待が娯楽として日常化しているのだ。



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