642:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:17:55.14 ID:ha7ZcpN9o
曜「………は?」
梨子「もう一度言うね。千歌ちゃんと、唇と唇をくっつけあったの。キスをしたの」
曜「千歌ちゃんの…千歌ちゃん、初めての…」
643:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:18:21.12 ID:ha7ZcpN9o
…
都市中枢、人々が娯楽にファッション、飲食にと行き交う目抜き通り。
アライズ団の目的は騒ぎを大きくすること。となれば当然ながら、人々が多く集まる場所は格好の標的となる。
644:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:19:38.51 ID:ha7ZcpN9o
【━━━投下、確認】
オハラフォースのヘリ、その一機から降る人影は決戦兵器。
645:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:20:04.84 ID:ha7ZcpN9o
果南「曜にも大怪我させたんだってね」
「な、なんだおま
646:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:20:33.20 ID:ha7ZcpN9o
素早く繰り出されたオーダイル、ワニ型ポケモンの大顎が無慈悲に閉じられる。
威勢良くがなり立てていた男は首から上を、果南のオーダイルの口内へすっぽりと飲み込まれている。
ぶら下がった体はビクリビクリと痙攣していて、生きているのだろうか?
多分、一応、生きてはいるのだろう。
647:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:21:01.54 ID:ha7ZcpN9o
松浦果南の愛は深い。
幼馴染の千歌と曜、果南ちゃん果南ちゃんと慕ってくれる二人のことを心底から可愛く思っている。
ポケモンたちと千歌と曜。みんなで一緒に海で泳いで、上がったらアイスを齧って、太陽に熱された田舎道に転がって冷えた体を温める。
花火をしたり、ゲームをしたり、くだらない遊びで笑いあったり、果南の原風景にはいつも千歌と曜の二人がいる。
648:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:21:29.32 ID:ha7ZcpN9o
“れいとうパンチ”の凍気が爆ぜる!
オーダイルが地面へと拳を叩きつけ、そこから尖った氷塊が隆起している。
数人が巻き込まれて跳ね上げられ、逃れようと割れる暴徒たち、その合間へと果南が躍り込んでいる。
649:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:21:55.70 ID:ha7ZcpN9o
悪であれ、一人のトレーナーであることに変わりはない。
四天王という大壁を目の前に、挑戦の機会を得た喜びに胸を震わせている。
水タイプのオーソリティーである四天王、対して電気タイプの使い手である自分なら勝ち目はある。
スピアーの群れで物量戦を仕掛け、隙に雷撃で一匹ずつ落としていけばいい。
650:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:22:48.02 ID:ha7ZcpN9o
もちろん果南の切り札だ。
それをポンと、ごくごく気軽に繰り出している。
温存だとか様子見だとか、果南はその手の出し惜しみをしないタイプ。
その戦闘思想は攻めて、攻めて、攻めて攻めて攻める!!!
651:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:23:17.22 ID:ha7ZcpN9o
“藍色の玉”へとヒビ走り、浮かび上がる“α”の文様。
海の王者たる雄大のシャチ、その全身へと力の紋様が克明。
そしてカイオーガは太古……全盛の姿へと回帰している!!!!
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