668:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:36:33.30 ID:ha7ZcpN9o
…
疾る凍閃は“れいとうビーム”、九尾から放つはアローラキュウコン。
その光が道を撫ぜ、突き上げる氷脈は棘走って厳めしい。威容はさながら巨龍の大骨!!
高所、進路先のビルには絵里が投げたボールから最後の一匹が解放されている。
それは伝説のポケモン?
違う。良個体ではあるが、どこにでもいるシェルダーを育てて進化させた、色違いでもないパルシェンだ。
にこが左右どちらに進んだとしても攻撃を浴びせられる位置、鎮座する姿はさながら固定砲台。
舌打ちするにこへ、頭部の突起から尖氷をミサイルめいて射出。三、四、五発と“つららばり”。
その全ては特性“スキルリンク”により連動していて、一発着弾すれば畳み掛けるように全てが殺到するだろう。
にこ「あ・た・る・かあああああっ!!!」
にこの指示に、フライゴンは左右と飛行軌道をうねらせる!
キュウコンのビームに迫り上がる氷山の間を見事に潜り抜け、スピードを緩めることなくビルの大窓へと突入。
にこ「“じしん”ッ!!」
解き放たれた振動エネルギーは伝播し、オフィスフロアの机やコピー機を薙ぎ倒していく。
その狭いスペースをにことフライゴンは敢えて潜り、倒れた諸々を盾に“つららばり”、氷の誘導弾をやり過ごす!
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