831:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:09:19.14 ID:ha7ZcpN9o
瞬時にして精鋭部隊の一部を切り崩されて、鞠莉は歯噛みを一秒。
しかし切り替え、すぐさま攻撃をけしかける!
鞠莉「休む間を与えては駄目!一斉に攻撃よ!」
絵里「多勢に無勢。軍隊と正面からやり合うのは流石に避けたいわね」
ダイヤ「…!氷で、羽衣を…?」
『ケン』とキュウコンが短く鳴くと、煌めく霧氷が宙に現れる。
綾を成すその氷はすぐさま織られ、丈の長いローブのような衣服を創り出している。
風にそよぐ質感は軽やかな羽衣、スマートな印象の秋服に身を包んでいた絵里はその布へと袖を通す。
ただそれだけで溢れ出す女王の気品。そして当然ながら、それは単なるファッションではない。
降る雪は勢いを増して、戦場は風雪に白霞。
その中に、絵里とキュウコンは姿を眩ましている。
978Res/1221.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。