過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
1- 20
941:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:25:34.30 ID:ha7ZcpN9o
ルビィと理亞が視線をぶつけるその隣、千歌と聖良、二人の戦況認識は共通している。

千歌にとって最大の盾、ラッキーは倒れた。
ここからはヒードランをどう通すか、どう処理するかが勝負を分ける。

そのためには…聖良と千歌は同時に動く!


千歌「ベロベルトっ、“じしん”!!」

『ベロロォッ!!!』


じめんタイプ、汎用高火力技の“じしん”。
あまりにもメジャーな技だ、トレーナーならその性質は誰でもが知っている。


千歌(相手の場にいるポケモン、まとめてみんな攻撃できる!)

聖良(ただしダメージの拡散は自陣にも同じく。向こうのメガガルーラとピクシーにもダメージが入る)

千歌(特性で“ふゆう”してるムウマージには当たらないのはちょっと残念…だけど!)


デンジュモクには倍付け、ヒードランに四倍。
状況が見事にハマっている。強敵二体へと高倍率で通る広範囲技は、デメリットを踏まえてもメリットが余りある!


聖良(それを通されては困ります…が)


理解した上で、構わず動じず。
うぞり、蠢く細身は電飾めいて鮮やかに身を光らせ、さながらモノクロのクリスマスツリーのような。
聖良はそんなデンジュモクへと指示を下す。


聖良「“10まんボルト”です」

『バビュビビビビビビ!!!!!』

千歌「う、わ…!!?」


無機質で奇妙な鳴き声と共に、放たれた光に雷華が爆ぜる。
千歌にルビィ、それに理亞までもが思わず驚きに目をつぶっていて、聖良だけが唯一腕で顔を覆いながら視界を保てている。

その電力はまさに狂乱、圧倒的な放電が夜を白蒼に染めている!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
978Res/1221.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice