過去ログ - |w´‐ _‐ノv空に軌跡を描くようです
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30: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 00:50:14.04 ID:LOjI/4Bw0
「深海棲艦を倒すために人類の力が増さなければならないというのは理解する!
だが何故それを日本が主導しなければならない!?深海棲艦との戦いのためには、主導権など捨てて国際社会に協力してこそ」

( ФωФ)「………三将、三将はまさか、我々の敵が深海棲艦“だけ”だと思っておられるのですか?」

杉浦は、心底信じられないという眼で彼を見る。いっそ憐憫すら籠もっていそうなその視線に、思わず身じろぎした。

「し、深海棲艦は世界の共通の敵だ。だからこそ、今各国は互いに手を携えて」

( ФωФ)「共通の敵が出たからといって、人類同士が全員仲間になったといつから錯覚しているのですか?」

一蹴。

齢50を優に超える三将の反駁を、杉浦はまさに一蹴した。

( ФωФ)「まぁしかし、三将だけを責めるのはお門違いでしょうな。

おそらくこの世界において、“国際協調”などという幻想を本気で抱いているのは日本だけです。

中国もアメリカも欧州諸国も、誰もが理解している。だからこそあれほどの惨事に見舞われたにもかかわらず、EU内部で意地汚い権力争いが起きているのですから。

……いや、そもそも、誰も彼もが既に“深海棲艦と”は戦っていないのかも知れない」

「な、何を言ってるんだ……君は、何を言って……」

( ФωФ)「有り体に言いますとですな、深海棲艦は戦争の道具なのですよ」


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