過去ログ - 勇者「救いたければ手を汚せ」その1
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163:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 00:45:22.96 ID:xRjufmsCO
大尉「…………」
ザッ…ザッ…ザッ……
大尉「(対異形種特別部隊は事実上の解体。俺はもう用済みということか……)」
「あっ、隊長じゃないですか!」
「どうしたのですか? 何やら顔色が悪いようですが」
大尉「いや、何でもない」
「良ければ話して下さい。隊が解体されても、オレ達は対異特部隊ですからね」
「そうですよ。隊が解体されて皆が離れても、大尉は我々の隊長なんですから」
大尉「……暇を貰ったんだが、何をしたらいいか分からなくてな。悩んでいたところだ」
「それは良かったじゃないですか! 隊長が休める時なんて殆どなかったんですから」
「ああ、そうだな。最近は異形種もめっきり出ない、隊長にはゆっくり休んでーー」
大尉「(俺は一体何をやっているんだ。あの決断は本当に正しいと言えるのか……)」
『兵器開発部門を設立、異形種を兵器として新たなーー』
『これは機密事項。君は優秀な人材だ、これからも国の為に尽くして欲しい』
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