過去ログ - ダイヤ「もう一人の妹?」 ルビィ「もう一人のお姉ちゃん?」
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30: ◆tdNJrUZxQg[sage]
2017/03/30(木) 03:03:24.91 ID:lOVwawcb0
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曜「楽しかったぁ♪」

鞠莉「Yes!最高のライブだったね♪」


ライブ後、終始最も張り切っていた、曜さんと鞠莉さんがハイタッチをしている。


曜「えへへ、パパに『曜、最高に可愛かったぞー!!』なんて褒められちゃった!」

鞠莉「うちのパパもマリーのパフォーマンスにメロメロだったわ!今日は帰ったらVictory celebration――祝勝会だって!」

梨子「何に勝ったの……?まあ、うちのお母さんにも喜んでもらえたけど」

花丸「マルもじーちゃんとばーちゃんに褒められたずら!」

善子「よかったじゃない。うちの家族も来られればよかったんだけどなぁ……」


各々が親族からのお褒めの言葉に高翌揚している一方で


千歌「……一瞬声が上ずっちゃったところ……帰ったら絶対ネタにされる……」

果南「私も当分回覧板のネタにされそう……。交換日記かって……」


千歌さんと果南さんはこれからされるであろう家族からの冷やかしに頭を抱えていた。


父兄の方々には一言二言感想を貰ったのち、先に帰っていただいて、今はライブの後片付け。

家族が来られなかった善子さん以外は親族からの喝采に照れたり、笑ったり、喜んだり……頭を悩ませたりしていた。

ただ、何も言わずに立ち去ってしまった人が一人……


ルビィ「……」


ルビィが少し虚ろな顔をして、静かに片付けをしている。


ダイヤ「ルビィ。あまり気にしない方がいいですわ。」

ルビィ「お姉ちゃん……」


それはわたくしたちのお父様でした。

お母様からは『二人とも輝いていたわ』とお褒めの言葉を賜ったのですが、お父様はライブが終わると気付いたらその場からすでに姿を消していました。


ルビィ「お父さん……やっぱり、ルビィたちがスクールアイドルやることには反対なのかな……」

ダイヤ「……こうして見に来てくれた以上、そんなことはないと思いますが……。お父様は人前で面と向かってわたくしたちを褒めるようなタイプではないですし、家に帰ったらきっと褒めてくれますわよ。」


そう、きっと……そうに違いない


ルビィ「うん……そうだよね」

ダイヤ「だから、元気を出してルビィ。精一杯がんばったことはちゃんとお父様にも伝わっているはずよ。」


気の弱い我が妹を気遣いながらも周りを見回してみると

ライブ後、思い思いの感情の昂ぶりのせいなのか片付けの進みが遅いなと思い


ダイヤ「皆さん、早く撤収作業しないと終バスがなくなってしまいますわよ!」


手を叩いて、皆を先導する。

手が止まり気味だった皆が作業に戻っていく。

そんな中


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