43: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:19:32.19 ID:bQcAVLNZ0
――――――――――――――――――――
提督「−−−はぁ、はぁ、はぁ…」タッタッタ
提督は廊下を走っていた。
44: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:21:44.03 ID:bQcAVLNZ0
提督(いや、いまはそんなことを考えている暇はない、とりあえず母港に帰還した五月雨に詳しい状況を聞いて……)タッタッタ
提督「……聞いて、どうするんだ?」
45: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:22:54.90 ID:bQcAVLNZ0
五月雨「−−っ!!てっ、提督!!」
提督の思考を打ち消すように、五月雨が反対側から全力疾走で現れる。
どうやら提督が母港につくより前に五月雨が帰投して、執務室に向かっていたようだった。
46: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:26:04.80 ID:bQcAVLNZ0
提督「援軍要請は…できない」
私は…何を言おうとしているんだ?
47:名無しNIPPER[sage]
2017/03/31(金) 09:28:51.62 ID:ZQ9ilCBTO
うーんこの
48: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:29:46.05 ID:bQcAVLNZ0
提督「それに引き換えこちらは建造したばかりの夕立一人だ。どちらを優先すべきかなど学生でも分かることだ」
人数など知ったことじゃない!艦娘だって生きてるんだぞ!?これはどちらが良い悪いの問題じゃない!!
49: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:32:30.87 ID:bQcAVLNZ0
五月雨「………………………ぅ…です」ポツリ
提督「…何か言ったか?」ギロッ
50: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:36:56.01 ID:bQcAVLNZ0
提督「……………」
五月雨「提督、どうして自分に嘘を吐いてまでそんなことを言うんですか!提督だって本当は夕立ちゃんのことを助けたいと思っているんでしょ!?だったら…っ!」
51: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:39:41.43 ID:bQcAVLNZ0
提督「……」
唇から血があふれている。おそらく自分で噛んだのだろう。そうしないと理性が飛んでしまいそうだったから。
52: ◆Gf8V70USQ2[saga ]
2017/03/31(金) 09:42:39.29 ID:bQcAVLNZ0
提督(…全くどうにかなりそうだ)
提督はこの状況を冷静に分析することにした。
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