過去ログ - 第六駆逐隊、慰安任務。司令官さんを癒してあげるのです!
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名無しNIPPER
[saga sage]
2017/04/03(月) 21:18:40.25 ID:DW1Fq4P20
暁「電。15分経ったわよ」
電「それでは司令官さん、洗うのであがってほしいのです」
提督「は、はい……お願いします」マエカガミ
電「?……はいなのです」
雷「電、石鹸をよく泡立てておいたわよ」しゅわしゅわ
電「わあ、ありがとうなのです雷ちゃん」
提督「石鹸?シャンプーは使わないのか?」
響「シャンプーは、とてもよく汚れが落ちるようになっているんだけど……実は汚れ、つまり油が落ちすぎるんだ」
提督「その何が悪いんだ?」
響「髪の毛の成分って何か知ってるかい?」
提督「タンパク質や脂質、無機物……あっ」
響「そう、髪の毛を構成する物質まで溶かしてしまうんだよ。そして、同時に配合されている薬品でその穴を埋める。もちろん、足りなくなった物を埋めているのだから、+-ゼロどころか、成分によってはプラスになるんだけどね」
響「ただ、今回はこの中性石鹸を使うことで髪の毛や頭皮、それから肌に与える刺激を少なくする、というわけさ」
提督「そうかぁ……提督業に髪は大事だもんなぁ……」
電「では、始めるのです」むんっ
電「まずは頭全体に石鹸が行き渡るように、泡と髪の毛を馴染ませるのです」くしゅくしゅ
提督「あれ?私の手つきとはずいぶん違うんだな」
電「司令官さんはいつもどんな風になさるのです?」
提督「それは……こう手で混ぜるようにぐしゃぐしゃと……」
電「それだと髪の毛同士がこすれあって、傷んでしまうのです。抜け毛も増えてしまうのです」
提督「え?」
電「なのでこうして手のひらで泡を頭に抑えるように……くしゅくしゅってするのです」
提督「なるほど……」
電「それでは、頭を洗うのです!」
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