32: ◆nRrk0j/cII[saga]
2017/04/03(月) 22:57:45.74 ID:Rsr+X+6Eo
話が途切れ、静寂が2人を包んだ。
風にそよぐ草の音が僅かに聞こえる。
しばらくしてから私は、わざと大げさに思い出したように口を開いた。
「あ、そうだ」
「なに?」
「ハグしてよ、ハグ」
「いいよ」
両手を広げてねだった私を、
彼は優しく包み込んでくれた。
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