27:名無しNIPPER
2017/04/07(金) 20:29:30.69 ID:U1bXeydLO
ある夏の日にちょっとしたイベントが起きた。
僕は寮の部屋でだらだらと休日を満喫していた。
提督「あっち〜、けど冷蔵庫涼しい〜」ゴオオオオ
大鳳「なに馬鹿な事してるよ! せっかくの夏だし海行きましょ!」
あまりの暑さに頭を冷蔵庫に入れて涼しんでいる時に彼女がやって来た。
艦娘と人間の寮は近いとは言い難い距離だ。
たいてい暇があると大鳳はやって来る。
提督「えぇ〜、だるい」
大鳳「さあ泳ぎにいくわよ!」ギュウ
提督「あばばば!! わかったから抓るなぁ!」
てなわけで大鳳と僕は海に泳ぎに行った。
見慣れている海でも新鮮だった。
提督「にしても大鳳の奴遅いなぁ、持ってきたパラソルとかシートを引き終えてしまった」
提督「今のうちにお酒でも飲もうかな゛ッ!?」バシンッ
大鳳「泳ぐ前に酒はダメよ! 溺れるわよ」
大鳳が着ていたビキニ姿に目が眩んだ。悔しいがこういうのも良いかもしれないと揺らいでしまった。
・・・こんな彼女の姿も新鮮だと思った。
提督「お、おう」
大鳳「それとこのサンオイルを塗ってもらえるかしら?」
提督「へーい」
大鳳は引いたシートの上にうつ伏せになる
大鳳「へ、変なこと考えないで頂戴ね!」
提督「もうちょっと体付きが良かったら考えてたかも」
大鳳「わるかったわね!」
大鳳にオイルを塗り、準備体操を終えて海に浸かる。
彼女は体が小さいため浅瀬で遊んだ。大鳳は奥に行こうと言っていたが溺れたらと万が一のことを考え阻止した。
ふくれっつらも可愛かった。それでも波はただでさえ背の低い大鳳の顔目がけて打っていたけど
さすがに疲れたのか僕と大鳳はシートに横たわっていた。
提督「ねえ大鳳?」
大鳳「なによ?」
提督「後で君の部屋に行っても構わないかな?」
大鳳「ふえっ!? へ、部屋散らかってるしダメよ!///」アタフタ
提督「僕の部屋にいっぱい来てる癖にかい?」
大鳳「うぅ、わかったわよ・・・。き、来なさい///」
提督「楽しみにしてるよ」ギュッ
大鳳「・・・うん///」ギュッ
僕は彼女の手をそっと握る。大鳳もそれに応じて握り返してくれた。
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