47: ◆MNMy.fqCRg[saga]
2017/04/14(金) 20:28:51.34 ID:VxccwsA2O
あれから一年の月日が経過した。
深海棲艦たちの本拠地を見つけ叩くことに成功し見事勝利を収めた。
提督たちは敗残兵の処理や戦後の艦娘についての書類をまとめていた。もちろんこの提督も同じだ。
提督「疲れたよ〜」グデェーン
翔鶴「お疲れ様です。お茶をどうぞ」コトッ
提督「どうも! ストローを差してと」プスッ
提督は相変わらず林檎の被り物を着けている。
別に取っても良いのだが、駆逐艦たちにショックを与えてしまうかもしれないので着けたままになっている。
翔鶴「ようやく戦争が終わりましたね・・・」
提督「ホント、長く苦しい戦いだった・・・」
翔鶴「提督はこれからどうします?」
提督「うーん、気の向くままに」
翔鶴「私はどうしましょうか・・・」
提督「・・・そうだ! 君に渡したい物があるんだ」ガソゴソ
提督はポケットの中に手を突っ込み、目的の物を探す
彼のポケットは四次元ポケットなのだろうか
提督「これよこれ」スッ
提督が出したのは林檎の箱だった。
翔鶴「これは?」
提督「いいから開けてみなよ」
翔鶴はその箱を開ける
そこに入っていたのは銀色に輝く指輪だった。
翔鶴「こ、これって!」
提督「僕と結婚してください」
翔鶴「・・・喜んで」グスッ
歓喜のあまりに若干涙ぐむ翔鶴
続いて提督は机に掛けてあった紙袋を差しだす。
提督「・・・この中身はリンゴの苗が入っている。えっとその、反対しても良いけど一緒に果樹園を作らないか?」
翔鶴「はいっ! 貴方と一緒ならどこまでも着いていきます!」
提督「ありがとう翔鶴。いや、愛しい妻よ」
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