279:名無しNIPPER[saga]
2017/05/07(日) 15:56:37.14 ID:CjJiPVRq0
[後日談:入学後]
「また遅延かよ」
電車が遅延していた。
ということに気づかないくらい、参考書を読んでいた。
男「行政書士法における……」
習慣の力は、恐ろしいものだった。
将来行政書士を目指しているわけでもないのに、何か勉強していないと、過ぎゆく時間がもったいない気がしていた。
一問一答集を読み込み、やった回数にあわせて正の字を書き込み、暗記し終えたところには印をつけ飛ばしていく。
受験時代にそうしていたように、本一冊を効率的に暗記しいくのに通学時間を利用した。
なんとなく違和感を覚えてはいたのだが、その正体はわからなかった。
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