過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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4: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:17:31.81 ID:kLIl0PWso
千歌「……あ、でも生徒会の仕事も皆で手伝うって言ったし……」
ダイヤ「生徒会の人間でも入るときにノックくらいはするでしょう……」
一本取ってやった!……と思ったんだけど、すぱっと返される。……うぅ、ごめんなさい……
ダイヤ「……それでなにかありましたの――?」
と言って、ダイヤさんは私に視線を投げかけてくる。
……でも、その表情は声音に反して柔らかくて、前みたいな「困った生徒」への顔ではなく「一人の仲間」に向けられたものだった。
えへへ……なんだか、嬉しくなる。でも、なにかあったわけじゃないんだよね
千歌「んー……ダイヤさん何してるかなーって」
ダイヤ「何って……見ての通りですわ」
書類の山と私の顔を交互に見る。
千歌「うわ……これ全部、生徒会の仕事……?」
ダイヤ「そうですわ。片付けないと、練習にも参加できませんし……」
千歌「果南ちゃんたちは?」
ダイヤ「放課後には手伝ってもらうつもりですけど……お昼休みくらいゆっくり休憩して欲しいじゃないですか。」
……きっと、二人には言わずに出てきたんだろうなぁ
そんなことを考えながら、私は制服の袖をまくる。
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