過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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49: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:41:55.03 ID:kLIl0PWso


ダイヤさんの想いに嬉しい気持ちと悔しい気持ちでまたポロポロと涙が零れ落ちる。


ダイヤ「いえ……千歌さんがいたから……ここまで頑張れたのですわ……。……だから、千歌さんが謝るようなことじゃない……」

千歌「ダイヤ……さん……っ……」


私がゆっくりと顔をあげると……すぐ近くにダイヤさんの顔があった。


ダイヤ「……あんなにたくさんの元気をくれた千歌さん……なのに、わたくしは今あなたを悲しませている……ごめんなさい……」


私はふるふると首を横に振る


ダイヤ「わたくし……不器用ですわね……。自覚はしているつもりだったけれど……それで大切な千歌さんを泣かせていたら……ダメですわよね……」

千歌「ダメじゃ……ないよ……っ……」

ダイヤ「え……?」

千歌「不器用だけど……ダイヤさんがすっごい優しいのチカ知ってるよ……っ……」

ダイヤ「……」

千歌「……チカね……そんなダイヤさんと一緒に過ごせて……毎日幸せだったんだ……幸せで嬉しくて、それでなんも見えてなかった……」


ボロボロ泣きながら……それでも、言葉が詰まらないようにゆっくり一言ずつ伝える


千歌「でも……でもね……っ……いまさらかもしれないけど……っ……わたしの幸せのためにダイヤさんが犠牲になって欲しくない……っ……一緒にいるのが楽しかったって想ってくれてるなら……千歌のこと……もっと頼って……っ……」

ダイヤ「……ですが……」


ああ私……またダイヤさんのこと困らせてるみたい


ダイヤ「……どうして……そこまで……」

千歌「……ダイヤさん……」



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