15: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 21:52:50.57 ID:rA9xrPx0o
「それじゃ、そろそろ出るかね」
二人分の料金を支払って、会話をしていた喫茶店から出る。
意外と水野さんが食べていた。弓道は体力を使うのだろうか……?
16: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 21:54:51.13 ID:rA9xrPx0o
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17: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 21:55:18.44 ID:rA9xrPx0o
帰宅の途中、まさかアイドルにスカウトされるとは全く思っていなかった。
確かに歌う事は嫌いではないが、とても他人、それこそアイドルとなって、ファンに見せられるような物はできるのだろうか。
18: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 21:56:00.51 ID:rA9xrPx0o
「最近翠さあ、なんかぼーっとしてる事多くない?」
「そうでしょうか……?いつも通り振舞っているつもりですが」
19: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 21:57:00.77 ID:rA9xrPx0o
「「アイドルにスカウト!?」」
「声が大きい!」
20: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 21:58:42.71 ID:rA9xrPx0o
二人に名刺を見せる。二人はじっくりと名刺を眺めた後、
「それで、どうするつもりなんだ? 弓道とアイドル、それと学業を全部こなすなんて翠には難しいんじゃないか?」
21: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 21:59:46.90 ID:rA9xrPx0o
「でもいいのかな?部外者招いちゃっても」
「へ?」
22: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:02:24.58 ID:rA9xrPx0o
名刺に書かれていた電話番号を打ち込む。夜の八時、時間的にもおそらく大丈夫なはずだ。
「もしもし……水野です」
23: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:03:10.37 ID:rA9xrPx0o
『なるほど……でも大事な弓道の大会に顔出していいの?』
「プロデューサーさんだからこそ、顔を出していただきたいのです。私が弓道をやっている本来の姿を見せたくて」
24: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:05:54.93 ID:rA9xrPx0o
「それと、もう1つ……」
『…………』
25: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:06:29.39 ID:rA9xrPx0o
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