38: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:34:08.36 ID:rA9xrPx0o
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39: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:37:57.98 ID:rA9xrPx0o
再び二人と話をする。一人がカラオケに行きたいと駄々をこね始めたので、三人で行く事になった。
貰ったチケットの期限が切れそうだからという事だが、本当なのだろうか。最初はなぜか自分が歌わされる事になった。
「やっぱり翠の歌って上手いよね〜、本当にアイドル行けるんじゃないの?」
40: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:39:32.06 ID:rA9xrPx0o
「だけどさ、そろそろプロデューサーさんに連絡取らないといけないんじゃないの?もう結構経ってるでしょ?」
そうだ。いつかの電話で2ヶ月しかこっちにいないと言っていた。
41: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:41:23.33 ID:rA9xrPx0o
「みんな最後には自分で決めろ、か」
確かにアイドルをやるのは自分なのだ。ならば、最後には自分で決めないといけない。
42: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:42:26.78 ID:rA9xrPx0o
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43: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:44:03.83 ID:rA9xrPx0o
久しぶりの東京の地で自分を待っていたのは、圧殺されそうな仕事の数であった。
だが、愛知で得る物はあった。
44: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:45:03.87 ID:rA9xrPx0o
----どうやら、希望は見えてきたようだ。
45: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:46:25.75 ID:rA9xrPx0o
愛知から電車で数時間。東京は親や親友の付き添いで何度か行った事はあるが、一人で来るのは初めてだ。
相も変わらずビル、ビル、ビルのコンクリートジャングルで、なぜか安心してしまう。
46: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:47:53.40 ID:rA9xrPx0o
ついに事務所の前まで来てしまった。もう戻れない。先に進むしかない。
「すみません……○○プロデューサーに通していただけますでしょうか?」
47: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:49:16.02 ID:rA9xrPx0o
「プロデューサーさんに来客ですってよ」
「来たか」
48: ◆zNp0QpB9e.[saga]
2017/04/09(日) 22:50:57.08 ID:rA9xrPx0o
「さて……じゃあそろそろ、答えを聞かせてもらおうかな。」
「プロデューサーさんは以前、弓道とアイドルは似ている。海よりも深く、山よりも高い繋がりがある。そう言いましたよね」
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