過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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104: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/05/03(水) 05:21:08.67 ID:OnksYk+l0
思考に気を取られていた井門に、瞬間的に赤い棒状のものが映り、瞬時、地面を蹴って横に避けた。金属質の音が響き、ちょうどいた場所の後ろに消火斧が突き刺さっている。

「この…!」

次の瞬間に、また斧が彼に襲い掛かってきた。アサルトライフルを盾にし、受け止める。今度は斧だけではなく、その亜種も現れ、そして文字通り攻撃を仕掛けてきた。咄嗟に前蹴りを放ち、亜種と距離を取る。そのまま銃弾を叩きこんで、この戦いを終わらせようとした。

だが、このわずかな間にゾンビが押し寄せてきているのに気づく。一部は亜種の壁になるよう動き、残りはそのまま井門になだれ込んできている。

突然の攻撃の対処で体勢を崩していた井門は、いったん距離を取る。コマンダーゾンビとの戦いの厄介さを感じながら、持っていた手榴弾のピンを抜き、ゾンビの群れに紛れた亜種がいた方に向かって投げつける。放物線を描いて、転がっていき破片をまき散らして地面で爆発したのを見届けた。


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