過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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33: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/18(火) 04:30:27.55 ID:OsdxzJWM0
「……この上」

たどり着いたDJフレンドの隠れアジト、だがしかしそこにたどり着くには、今いる場所の上、2階部分あたる部分の空中廊下に行かなければならない。人影も他からの侵入ができないか調べてみたが、この場所ぐらいしか見当たらなかった。

また、周囲から音だけが消えていく。それが何を意味しているかは分からなくても、人影がただの存在ではないことを証明している。

「DJフレンド。僕の声、聞こえる?」

人影の耳は、フレンドが息を呑む音を捉えた。

「聞いて。僕は敵じゃない。聞きたいことがあるんだ。お願いだ、聞いたら僕はすぐいなくなる。約束する」

それは誰が聞いても必死だった。何かを叶えるために、ただがむしゃらに突き進むような愚鈍さえも感じさせる純粋さだった。目の前にいないはずの声、お願いだと言い続けるそれを聞き流そうとするフレンドは、目を閉じる。

「お願い、その場で話して。それで僕は聞こえる。だから、答えて…」

『……そこはまだ危ないよ。中に入れるから、待っていてね』

その必要はない、人影は驚きながらいった事に、フレンドはここで目立たれると僕達も困るからねと、素直に理由を答えた。


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