過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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595: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/01/11(木) 02:52:12.47 ID:wZdEaKX50
回収組とロッサもまた、工作班が最初に破壊したバリケードにて悪戦苦闘していた。こちらにも当然、ゾンビの群れが押し寄せていて、バリケードの確保を進める為、文字通り障害としていつも通り立ちふさがっている。

もちろん、それに対しての戦闘は主にロッサが行い、支援はフェイ。平山は破壊されたバリケードの整備及び再構成。人数の不足はどうしようもない、そして繰り返しになるが拠点に属する者に『何もしない』という選択肢はない。

「(く、想定以上にまだゾンビがいる…!)」

平山の予想を大幅に超える総数、覚悟はしていたとしても絶望的な状況に変わりはない。そう、作戦の進捗の中で『まだ』重傷者や死亡者を出していないだけであり、いつそうなってもおかしくない状況から何も変わってないのだから。

「くぬぅ、まだバリケード敷設も出来てないスのに…!」

『後方、更なる増援を確認。残弾チェック忘れんな!』

言葉に従い、ロッサは残弾のチェックを瞬時終わらせる。このままのペースでいけば、確実に使い切るのは簡単な量で、もちろん回収組でもわかり切ったことだった。


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