779: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/13(火) 01:21:54.36 ID:GtWkPBeA0
「そうか、そりゃあ問題だね」
アイビスの話に、軽いノリで千護が話す。その様子に青筋をアイビスは立てるが、もはやこれが2人のコミュニケーションめいているところもあり、男2人は冷や汗はかくが、以前よりはマシになった。
「軽くおっしゃられていますが、今後の支援の問題もあります。貴方達の報告は、かなり深刻なものとお考え下さい」
「た、確かにどんな相手か不透明なのに、ぼぼ、防衛軍兵士だったり、だ、WWPの科学者なんて。君達の勢力からしたら、あ、怪しすぎるね」
意外にだが、ロバートに対してはアイビスはつっけんどんな態度は取らない。むしろ、流石お話が分かって助かりますと、好意的に返す。ある意味では、千護への当てつけなのかもしれない。
「しっかし、んなこと言っても話してることが全てなんだけどさ」
「それはわかってる。でも、こんな状況もあってレジスタンスの連中は疑い深くなっててね…」
これまでの活動で、相互理解はここの人間なら終わらせている。だが、アイビス、ストークの所属するレジスタンスの連中は、胡散臭いのにプラス、面倒な連中と千護は認識した。
「と言う訳です。まだ報告の詳細は保留にしますが、ご協力は仰ぐと思ってください」
「はいはい、わかりましたよっと」
それに、確かにまだこの2人に話してないことはあった。拠点のことだ、WWPに続き、レジスタンスにも伝えていいかは、それこそレジスタンスと同じように疑い深く千護はなっていた。
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