853:ブレイクタイム ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/29(木) 17:10:02.82 ID:QuisNQkL0
【食も道楽】
「うむむむむ…」
「…フェイ」
854:ブレイクタイム ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2018/03/29(木) 17:13:12.82 ID:QuisNQkL0
>>848
なるね。使った後が問題だけど
>>849
ここでの意味は、まだ話が終わったよってとこです。
855: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/31(土) 00:16:17.20 ID:IIqVfXNW0
春になり、気持ちのいい陽光が射すようになった。拠点の畑の作物も、その陽を浴びてすくすくと成長をしている。今日、収穫できる作物を浜村が淡々と籠に入れていく。
「しっかし、あっついわね…」
ビニールハウス内はその日光で温められ、暑さとして感じられる状態だった。これから夏になればこれ以上の温度になる。温度管理が難しくなると彼女は感じていた。
856: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/31(土) 01:07:31.97 ID:IIqVfXNW0
六百十一日目
大型駅エリアバリケード外の探索は進んでいる。目的を破壊したバリケードまでのルート確保ということもあり、進捗としてはかなり早くはなってきているな。もちろん、その分の危険性は高まったことを含め、油断は一切できないが。
今のところ、定期的な偵察をする限り、上位種らしい存在がバリケード外に出ている様子は確認できない。研究所のサポートチームも定期的にはチェックを入れてもらっているから、今のところは高確率で大丈夫だろう。
857: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/31(土) 01:44:31.65 ID:IIqVfXNW0
教員日誌 四月二十四日 林道正綴
キングとの戦いの後、勝が鍛錬における身の入り方は以前よりも増している。子供としての純粋な強さを求める気持ちなのだろうな。わからないでもない、側に絶対的な強さを持つ存在がいるのだから。
この場所を出て、今まで身に着けた強さを試したいと言ってくる日は、そう遠くはない。そう、今はただ自覚がないだけだと自分は思う。
858:無線機の前に日誌がある ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/31(土) 02:03:52.64 ID:IIqVfXNW0
4/23 担当蒲谷 朝
今日もいい天気だね。しばらくはこんな感じかな。
やっぱりキングがいなくなって、ピリピリしなくなったから、穏やかな気分だよ
859:ブレイクタイム ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/31(土) 02:15:29.28 ID:IIqVfXNW0
【バックゥギャバー】
「………!」ビクン
「おっと。うん、起こしちゃったか。ごめんね、喜読さん」
860: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2018/03/31(土) 02:20:38.49 ID:IIqVfXNW0
ここまで。ゆっくりと、ゆっくりと。
861:名無しNIPPER[sage]
2018/03/31(土) 06:09:00.57 ID:MbJcOCOI0
乙!
林道さんは良き師だな
862: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/04/01(日) 01:32:29.74 ID:tjqRIgpq0
六百十二日目
大型駅エリアバリケード外の探索は進んでいる。探索自体は現状いつも通りが続いている。だが、それがいつまで続くかだ。目的の上位種が逃げ出せば、そのいつも通りも崩れる。ようやっとキングの脅威も無くなり、全体的に穏やかな環境を崩されたくはない。
もちろんそれでだらけられても困るがな。今は少なくとも、そういう状況ですり減った精神を回復する時間に充てたいというところだ。
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