106: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:59:27.32 ID:LzjXz4kL0
「ここは鍵がかかっているし、多分誰も来ないわ」
「どうやって札を張ったのよ」
「それは、入学したころに昼食を食べようと思って……いや、今はそれはどうでもいいじゃない」
サターニャは腕を広げ、大の字に立った。
「さあ、泣くのよヴィネット! 胸を貸してあげるわ!」
「え、いや、そういうの、別にいいけど……」
私はさっきまでの暗い気持ちを忘れてしまっていた。
いや、忘れたというより、サターニャの突飛な行動に、ただただあっけに取られていた。
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