143: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:21:53.05 ID:LzjXz4kL0
私はこれまで、自分にとって大切なものを得るために腐心していた。
144: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:22:20.52 ID:LzjXz4kL0
例えば、太陽は絶対的に動かない。
それでも、地球の上に立ってみれば、それは昇っては降りてしまう。
145: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:22:51.66 ID:LzjXz4kL0
「ああ、そうか。
146: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:23:20.64 ID:LzjXz4kL0
頬を温かな雨が打つのを感じる。
147: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:23:51.99 ID:LzjXz4kL0
心のどこかが囁く。私はまだ夜を脱してなどいない。
148: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:25:01.54 ID:LzjXz4kL0
「何度謝ったってゆるされるとは思ってないけど……。
149: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:25:54.03 ID:LzjXz4kL0
「ああ、くそぉ……。
ごめん、なさい。ごめんなさい、ヴィーネ……」
150: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:26:25.06 ID:LzjXz4kL0
「ガヴ……」
151: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:26:57.75 ID:LzjXz4kL0
r― 、
ヾ ヽ ヽ _ ――-、
152: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:27:27.28 ID:LzjXz4kL0
「それで、二人はそのあとどうなったの?」
153: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:28:18.53 ID:LzjXz4kL0
「今日はもう遅いから、そろそろ寝ましょうか」
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