過去ログ - 魔王「ボクに魔王なんて出来るわけねぇ」
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403: ◆Ks1JsTemxeE/[saga]
2017/05/16(火) 18:13:51.08 ID:HZQLNUHs0

−−−魔大陸 境界都市・ゲート−−−

 キンッ
       キンッキンッ!

   キンッ

 氷の剣と炎の剣が交わる。
 頭上には大きな光の球体。ゲートが輝く。砦の屋上にて少年勇者と女側近のバトルが激しさを増していた。その光景を見下ろしていた先代魔王が呟く。

先代魔王「美しいのぉ……」

先代魔王「命を懸けた戦い。これこそ最も美しい光景じゃ」


 ガッキィィイインッ

少年勇者「うらああああっ!」

女側近「はああああぁぁっ!」



 キィィィンッッ!

少年勇者「くっ」

女側近「また対氷属性装備とは相変わらず準備のいいこと」

少年勇者「ふふん、眼の見えない側近くらいは倒せると思ったんだけどな〜」

女側近「甘く見ないでもらおうか。その程度では先代魔王様の足元にも及ばん」

少年勇者「うにゃ、そうかもしれんけどさ。そいつはさ……やってみなけりゃわからねぇだろっ」

 ニヤリと笑うと少年勇者は先代魔王に飛びかかる。剣を振り上げ全身全霊の力で振り下ろす。

少年勇者「うらああああっ!」

先代魔王「ふん……」


 奇襲のつもりだったのか、先代魔王にとってはあまりにも遅い攻撃。驚きもせず、自らの剣で受け止める。


 ガッキィィイインッ!!



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