過去ログ - 古畑「それより。あなた、西住まほさんですよね。西住流の」まほ「ええ」
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109: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:49:04.96 ID:7sNVc+qd0
古畑「なんですか、あー、ダージリンの、シルバー…?」

ダージリン「Silver Fine Tippy Golden Flowery Orange Pekoe」

古畑「あー、はいはい、シルバー…あー、オレンジペコですね。アハハ、今度スーパーで探してみようかなぁ」
以下略



110: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:50:01.59 ID:7sNVc+qd0
古畑「そうでした。あのですね、えー。技術さえあれば戦車から目視できない標的でも狙撃することは可能でしょうか?」

ダージリン「理論上できないことではないと思いますわ。技術はもちろんのこと、標的までの距離、位置、そして戦車の性能まで全てを正確に把握できていれば、標的が直接視認できない状態でもそれを狙撃することは可能でしょう」

ダージリン「もっとも技術や知識だけではありませんわ。寸分のズレも許されない緻密な射撃を、標的が見えない状態で行うということへのプレッシャーに耐え得る精神力も求められますわね」
以下略



111: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:52:39.34 ID:7sNVc+qd0
ダージリン「では逆にこちらからも一つ質問してもよろしいかしら?」

古畑「どうぞ」

ダージリン「古畑さんはまほさんを疑っておいでなのかしら?」
以下略



112: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:54:10.24 ID:7sNVc+qd0
ダージリン「そうだ、古畑さん。もし仮にこれが事件だったとして…、さらに万が一まほさんが犯人だったとしても…逮捕するのは暫く待っていただけないかしら?」

古畑「いやぁそれはァ〜…どうしてです?」

ダージリン「今年も大会では黒森峰に負けてしまったんです。もし仮にまほさんが捕まってしまったら、戦車道の試合、彼女の勝ち逃げになってしまいますもの」
以下略



113: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:55:07.89 ID:7sNVc+qd0
ダージリン「ある日道を歩いていると、向こうから頭に赤い洗面器を載せた男が歩いて来たんです」

古畑「…!」

ダージリン「洗面器にはたっぷりの水が入っていて、男はその水を1滴も零さないようにゆっくり、ゆっくりと歩いていたんです」
以下略



114: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:55:53.37 ID:7sNVc+qd0
スタスタ

オレンジペコ「ダージリン様、ヘリの用意ができました」

ダージリン「あら…、そう。すぐに行くわ」スッ
以下略



115: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:57:37.58 ID:7sNVc+qd0
〜校舎内・図書室〜

司書「黒森峰女学園艦史…、黒森峰女学園艦史…、と」

古畑「見つかりませんか」
以下略



116: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/20(木) 23:58:27.07 ID:7sNVc+qd0
古畑「…あー最後に借りられたのは2年前ですね…、おや、これ西住さんだ」

司書「ああ、西住隊長が…まぁ隊長なら読んでるでしょうね。よく図書室を利用されてますから」

司書「この学園艦や戦車道関連の蔵書については、私より詳しいと思いますよ」
以下略



117: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/21(金) 00:00:42.68 ID:XzEAOpXT0
『黒森峰女学園の歴史は古く、その起源は戦国時代まで遡り…』

『…母港は熊本港であるが、学園艦の巨大さ故に建造当時から現在に至るまで実際に熊本港に接岸した事は一度もなく、物流や人員の輸送は当時としては画期的な…』

『さて、黒森峰の歴史を語る上で欠かせないのは西住流本家との繋がりである。西住流は日本最大の戦車道流派であり、黒森峰女学園とは一体と言っても過言ではない程に強い結びつきを…』
以下略



118: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/21(金) 00:03:30.44 ID:XzEAOpXT0
今泉「あっ、いた!古畑さぁん!」

古畑「…」

今泉「古畑さん!古畑さんってば」
以下略



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