2: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/14(金) 20:13:37.64 ID:gbQcrLF00
第1話 はじまりはいつも突然に
―――ある春の日の休日。
その日、あたし、神谷奈緒は、友達と映画を観に行くために待ち合わせをしていた。
奈緒「あいつ、おっそいなぁ……」
???「―――待たせたな」
奈緒「やっとかよー、遅かったじゃんか。ったく、なにやってんだ。ほら、行くぜ。つぎの上映、はじまっちゃ―――って、友達じゃねえし! アンタ誰だよ⁉」
スネーク?「俺の名は―――ス○ーク」
奈緒「嘘つくんじゃねえよ!」
スネーク?「いいセンスだ」
奈緒「やかましいわ! 背広を着たスネー○がいるか! なんか声低くしてるけど全然似てねえし!」
偽スネーク「ばれたか……その通り、俺はスネ○クじゃない。よくぞ見破った!」
奈緒「見破るも何も現実にス○ークいねぇから! お前……さてはティッシュマンだな⁉ いらねーってのにティッシュねじ込む気だろ!」
偽スネーク「ふっ、そうぞうりょくがたりないよ。俺、ティッシュ持ってますか?」
奈緒「あ、確かに……なんだ、違うのかよ? まぎらわしいな……。じゃあ、飲み屋の勧誘とか?」
偽スネーク「ぶっぶー。残念ながら飲み屋の勧誘でもありませーんっ」
奈緒(うぜっ!)
奈緒「はーあ……待ち合わせ場所、変えるか……。こんなのにつきまとわれたら、キリないしな。じゃあ、そーゆーことで」
偽スネーク「アイドルやってみませんか?」
奈緒「なんだ急に⁉」
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