3: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/14(金) 20:14:47.56 ID:gbQcrLF00
偽スネーク「どうですか? アイドル?」
奈緒「……えっ、アイドル? アイドルって……あの……アイドル? めちゃめちゃ可愛い服着て、LIVEする、あの……アイドル?」
偽スネーク改めP「ああ。何を隠そう、この俺はアイドル事務所のプロデューサーなのさ!」
奈緒(こ、こいつがプロデューサー?)
P「そして……君をアイドルにスカウトしたい!」
奈緒(あ、あたしをアイドルに? そ、それって、あたしがめちゃめちゃ可愛い服着て、LIVEするってことだよな……。あたしがそのアイドルに……………………はっ⁉)
奈緒「いや、いやいやいやっ、そんなワケねぇし。あたしがアイドルに勧誘されるワケないよな。話がうますぎる。はいはい、でたよ、そのパターンな」
P「なんだパターンって……言っておくが俺は本物のプロデューサーだぞ。……こ、この後だって、ザギンでスーシー食べる予定だし」
奈緒「なんか急にそれっぽい業界用語使い出した! 怪しさ倍増だわ! あと、それを言うならスーシーじゃなくてシースーだろ⁉」
P「あ、やべ間違えた⁉」
奈緒「あーもうっ、絶対だまされないからなっ。いや、だまされないってか信じない!」
P「自分を信じるな! 俺を信じろ! お前が信じる俺を信じろ!」
奈緒「グレン○ガンか! だからあんたのこと信じてねぇんだよ! てゆーかホントだとしても無理に決まってんだろ!」
P「無理なんかじゃない! 君にはアイドルの見込みがある!」
怪しい男が、あたしの目を真っ直ぐに見てそう言い放った。
その言葉を聞いて、若干心が揺さぶられるあたし。
奈緒「……見込みあるって、本当? それ、本気で言ってんのか?」
P「いや、勢いで言っただけだ」
奈緒「正直だな、あんた! そこは黙っとけよ、口下手か!」
P「しまった、つい本音が……!」
奈緒(駄目だこいつ……一瞬信じたあたしが馬鹿だった!)
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