317: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/24(月) 20:41:46.48 ID:ESeH7gGO0
―――レッスン室
未央「し、しぶりん、そんな隅っこにいないで、こっち来なよ」
凛「もう未央なんて知らない」
未央「ごめんって! からかった私が悪かったよー! ちゃんとしぶりんの恋、応援するから!」
凛「なっ⁉ お、応援とかいいから!」
未央「でもしぶりん許してくれないし……」
凛「もう許したから! 余計なことしないで!」
卯月「凛ちゃん、プロデューサーさんに告白したりしないの?」
凛「こくはっ⁉ そ、そんなのしないよ!」
未央「なんで?」
凛「なんでも何も……わ、私たちアイドルだよ⁉ 恋愛とか駄目に決まってるでしょ!」
未央「本音は?」
凛「告白する勇気が……はっ⁉」
未央「……うん、アイドルは恋愛駄目だよね」
凛「み、未央〜っ!」
《ガチャ―――》
社長「おい渋谷」
凛「し、社長? どうしたんですか?」
社長「どうしたもこうしたもあるか。後輩をなんとかしろ。私の所に泣きついてきたんだぞ」
凛「プロデューサーが⁉」
未央「社長のとこに行ってたんだ……」
社長「まったく、うざくてかなわん。渋谷、あいつのことが嫌いになったというのは本当か?」
凛「い、いえ、嫌いになんてなっていないです」
社長「ふむ……ではあの馬鹿、勘違いで私の所に来たというわけか……一発殴らなくては気が済まんな……!」
卯月「し、社長さん⁉ 落ち着いてください!」
未央「プロデューサーが勘違いするのも仕方ないこと、しぶりんが言ったんです!」
社長「……なんと言ったんだ、渋谷?」
凛「え、いや、その……あの…………」
社長「なんだ、渋谷らしくない。はっきり言え」
凛「あ、あう……うぅ……」
社長「?」
未央「社長、実はゴニョゴニョ―――」
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