78: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/16(日) 23:32:15.09 ID:OlWwpJXf0
社長「はぁ……すまないな、神谷。学生時代から、どうも奴という存在は私の神経を逆なでするんだ」
奈緒「いえ、その気持ち分かります」
P「分かるのかよ!」
社長「まあ奴のことはもういい。では君への用件を話させてもらおう」
奈緒「はい」
社長「今の後輩とのやり取りでも言ったように、私はアイドル部門のアイドルをもっと増やしたいと考えている。今のアイドル部門はnew generationsの一本柱で成り立っているが……それだけでは限界がある。346プロがアイドル業界のトップを目指すためには、より多様なアイドルを集め、育成する必要があるのだ」
奈緒「多様なアイドルですか……」
社長「そこで神谷奈緒、君に頼みがあるのだが―――」
社長「君にも、我が346プロのアイドルのスカウトを担当してもらえないだろうか?」
奈緒「えっ⁉」
P「ちょっと先輩、正気ですか⁉」
社長「いつ正座をやめていいと言った! それと社長と呼べ!」
P「じゃ、じゃあ正座したまま……正気ですか、社長! 奈緒はアイドルですよ!」
社長「アイドルだろうが関係ない! 少なくともお前よりはスカウトの才能があるだろう! 千川から報告を受けているぞ!」
奈緒「ち、ちひろさんから⁉」
P「あの人ホントに報告してやがった!」
社長「千川が言うに、北条加蓮、城ケ崎美嘉の2人は神谷がスカウトしてきたそうだな?」
奈緒「い、いやスカウトっていうか……偶然が重なったというか……」
社長「それに高垣楓も、神谷からアイドル部門のことを聞いたことでアイドルに興味を持ったそうだ」
奈緒「そ、そうだったんですか⁉」
社長「本人に聞いたので間違いはない。つまり神谷、君がきっかけとなり、この短期間に3人がアイドル部門に所属したんだ」
奈緒「いや、きっかけとか大げさな……どれも偶然ですよ!」
奈緒(あ、いや……加蓮はあたしがスカウトしたようなもんか。でもややこしくなるから黙っとこ……)
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