過去ログ - 大和「もし許されるなら」
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257: ◆Fd8Nv55Lkc[sage saga]
2017/04/15(土) 23:34:17.27 ID:Q1IxI1jM0

妖精「一つ、質問してもいいかい?」

リーダー「何? 妖精さん」グシグシ

妖精「あんた、ヤマなんでしょ? 何でこんな事を・・・・・・何で深海棲艦なんかになっちゃったのさ・・・・・・?」ポロポロ

当然、提督の家に遊びに来ていたヤマは妖精とも仲が良く、時々話の相談をしたりと懐いており、また妖精も二人の保護者役を買って出たりと、二人をとても可愛がっていた。

リーダー「私の家のW呪いW・・・・・・『呪われた一族』、知ってるでしょ?」

妖精「っ!? あれか・・・・・・」

大和「?」

リーダー「私の魂が分裂して漂い、うち一つがリーダー(この肉体)に憑依した、それが今から数日前。あれから5年経ったから、櫂ちゃんがどうなっているか、大丈夫か知りたかったのかな・・・・・・その結果こんな事になっちゃって、本当にごめんなさい」

妖精「大丈夫、あの馬鹿ならきっと立ち直れるさ」

リーダー「うん。いい人もいるみたいだし」チラ

大和「!」

リーダー「大和さん、櫂ちゃんをよろしくね」

大和「・・・・・・分かりました」

妖精「成仏・・・・・・するのかい?」

リーダー「うん。憑依している肉体が修復不可能なくらい損壊したら、きっと昇天できる。お願いしてもいいかな?」

大和「」コクッ

頷いた大和はゆっくりと拳を振り上げる。それを見たリーダーはすっかり負の感情の消えた優しい顔つきで微笑む

大和「ヤマさん。どうか、安らかに」ブンッ

リーダー「うん・・・・・・ありがとう」


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