過去ログ - 大和「もし許されるなら」2
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88: ◆Fd8Nv55Lkc[sage saga]
2017/04/16(日) 01:06:57.63 ID:6enVUVL30

大和「!」

元帥「! おぉミラさん」

病室の入口にいたのは元帥よりも高齢に見える一人の女性だった。初めて見る方なのに大和は何処か懐かしさを感じた

??「もうおばあちゃん! 先に行かないでよ」タッタッタッ

??「義兄さんは! 義兄さんはどうなんですか!?」タッタッタッ

遅れて提督と同じくらいの年代の男女が入って来た。そのうちの一人、女性を見て大和は一瞬硬直した

大和「え!? (大和そっくりの方です)」

??「! 貴女が大和ちゃんね? 櫂君から話は聞いたわ。本当にヤマそっくり!」

大和「ヤマ!? え?」

??「姉さん、自己紹介まだだろ? 困惑しちゃうよ」

??「あ〜そうだ、ごめんなさい。私は眞祓井 想羅(まはらい そら)。ソラって呼んで」

??「俺は眞祓井 凜玖(まはらい りく)。リクって呼んでください。さっき初めて見た時は驚きましたよ、ヤマ姉さんそっくりなもんで」

大和「眞祓井・・・・・・。っ!? それって確か!」

ソラ「ええ。ヤマは私の妹、リクのお姉ちゃんなのよ」

リク「そしてこっちが眞祓井 鏡水(まはらい きょうすい)。俺達の祖母で眞祓井家当主なんだ」

??「当主といってもつい昨日なったばかりだけどねぇ。それに鏡水だなんて呼びづらいだろう、ミラでいいよ」

大和「は、はぁ・・・・・・」

ミラ「順を追って話すとね。つい先日私の夫、つまり前当主が亡くなったんだ。それで昨日今日と葬式を行っていたんだ」

大和「え・・・・・・?」


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