過去ログ - 真宮桜「人間の私と死神みたいな人間みたいな彼の家族」
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20: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:04:52.18 ID:W/+elP/g0
鯖人「まぁ待ちなさいりんね。別にパパは今回は人を騙してなんかないぞ? ただ、機会を窺っていたんだ。」

六文「機会?」

鯖人「ああ。今回の件。解決策自体は見つかったんだが、ぼくじゃ方法を実践できなくてね。」
以下略



21: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:05:42.52 ID:W/+elP/g0



宿の外

以下略



22: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:06:46.53 ID:W/+elP/g0
霊「……まだ来てなーい…。」ユラァ

りんね「玄関の辺りを見ているようだが…来てない?」

六文「誰か待ってるんですかね?」
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23: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:08:18.18 ID:W/+elP/g0
鯖人「それでね。未練を聞いてみると、あるお客さんをもてなせなかったことらしいんだ。」

苺「あるお客さん?」

主「……はっ、もしや。」
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24: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:10:25.40 ID:W/+elP/g0
りんね「なるほど…。当日に事故か何かにでもあったんですか?」

主「いえ。年だったのでぎっくり腰になりまして。それで慌てて医者に。……仕方がなかったので、おもてなしの方は私の手で代わりに。」

苺「はぁ。」
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25: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:11:08.49 ID:W/+elP/g0
鯖人「その未練を断ち切ってあげればいいんだけどねぇ。ほら、僕はこの通り一人だから、そのお客さんのふりはできないし。」

りんね「あの秘書はどうした秘書は。」

鯖人「いやいや、彼女を巻き込むわけにはねぇ?」
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26: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:12:38.69 ID:W/+elP/g0
鯖人「こうしてカップル役にふさわしい人材が現れたわけだ!」ガシッ

りんね「は?」

桜「え?」
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27: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:13:57.35 ID:W/+elP/g0
鯖人「そうそう。ささっ、りんね、これも死神の仕事だろう。がんばりなさい。」

苺「パパにしては珍しいわね。積極的に参加するなんて。」

六文「絶対何か企んでますよ。」ジトー
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28: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:15:05.87 ID:W/+elP/g0
りんね「この請求はどういうことだ。」

鯖人「いやね?」

主「ウチとしては宿代は十万円までしかご負担できないのでー…。そしたらこの方がその分は息子にツケるとー。」
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29: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:16:26.77 ID:W/+elP/g0
主「もうこの際お祓いしていただけるならチャラにしますー。」

苺「やるしかないみたいね、りんね。」

りんね「くっ…。し、しかし。真宮桜が…。」
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30: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:17:45.21 ID:W/+elP/g0
りんね「あ、ああ。とりあえず、そうだな。」

六文「あの人の未練は自分でお客さんをもてなすことなわけですし。」

魂子「だったら黄泉の羽織で実体化してもらいましょうか。」
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