過去ログ - 真宮桜「人間の私と死神みたいな人間みたいな彼の家族」
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24: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:10:25.40 ID:W/+elP/g0
りんね「なるほど…。当日に事故か何かにでもあったんですか?」

主「いえ。年だったのでぎっくり腰になりまして。それで慌てて医者に。……仕方がなかったので、おもてなしの方は私の手で代わりに。」

苺「はぁ。」
以下略



25: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:11:08.49 ID:W/+elP/g0
鯖人「その未練を断ち切ってあげればいいんだけどねぇ。ほら、僕はこの通り一人だから、そのお客さんのふりはできないし。」

りんね「あの秘書はどうした秘書は。」

鯖人「いやいや、彼女を巻き込むわけにはねぇ?」
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26: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:12:38.69 ID:W/+elP/g0
鯖人「こうしてカップル役にふさわしい人材が現れたわけだ!」ガシッ

りんね「は?」

桜「え?」
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27: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:13:57.35 ID:W/+elP/g0
鯖人「そうそう。ささっ、りんね、これも死神の仕事だろう。がんばりなさい。」

苺「パパにしては珍しいわね。積極的に参加するなんて。」

六文「絶対何か企んでますよ。」ジトー
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28: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:15:05.87 ID:W/+elP/g0
りんね「この請求はどういうことだ。」

鯖人「いやね?」

主「ウチとしては宿代は十万円までしかご負担できないのでー…。そしたらこの方がその分は息子にツケるとー。」
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29: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:16:26.77 ID:W/+elP/g0
主「もうこの際お祓いしていただけるならチャラにしますー。」

苺「やるしかないみたいね、りんね。」

りんね「くっ…。し、しかし。真宮桜が…。」
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30: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:17:45.21 ID:W/+elP/g0
りんね「あ、ああ。とりあえず、そうだな。」

六文「あの人の未練は自分でお客さんをもてなすことなわけですし。」

魂子「だったら黄泉の羽織で実体化してもらいましょうか。」
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31: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:23:02.76 ID:W/+elP/g0
りんね「あの。おれたち、予約してた例の…。」

霊「あっ、ぼっちゃん!? ……髪、去年となんか変わってませんか? それに顔も心なしか別人のよーな…。」ジロジロ

りんね「髪はイメチェンです。顔は気のせいでしょう。それよりも…。」
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32: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:23:37.71 ID:W/+elP/g0
りんね「問題なく信じてくれたな。」コソッ

桜「すっかり私たちをそのお客さんだと思ってくれたみたい。」コソッ

霊「ささ、こちらに。」
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33: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:24:24.42 ID:W/+elP/g0



部屋

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34: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/04/27(木) 21:25:03.94 ID:W/+elP/g0
魂子「あらま。まぁ、そうなるわよねぇ。」

苺「そうですねぇ。」

六文「まぁ大丈夫ですよ、ぼくもいるし…。」
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