過去ログ - 時子「それなりに、つまらなくもない誕生日」
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12: ◆Dm8ArSIo3MOQ[saga]
2017/04/18(火) 03:30:51.65 ID:dndNk8y80
時子「貴方、図々しくも初対面の私にこう言ったわよね」

時子「退屈そうだ、新しい世界を見せてやる。なんて随分と偉そうに」

時子「そうね…以前と比べればマシ、ってところかしら。相も変わらずどこにいても下種の視線は付きまとうし、くだらない連中ばかりでうんざりするのは変わらないけれど」

時子「事務所は事務所で頭のネジを忘れてきたような小娘ばかり。しかも私に向かって馴れ馴れしいったらありゃしないわ」

時子「…本当に不愉快だけど貴方の言う通りにはなったわね。認めてあげるわよ。確かに、この世界は退屈しないわ」

P「時子…」

時子「鳴き声を挟むなって言ったのが理解できないの」

P「…」

時子「でも貴方、何か大きな勘違いをしてるんじゃあないの?」

グイッ

P「…っ!?」

時子「まさかとは思うけど、これで自分の役目は終わった。なんてふざけた事を考えてないでしょうねぇ」ギロッ

時子「この私が、わざわざ下賤な豚の口車に乗ってあげたのよ。新しい世界と言うなら誠心誠意駆けずり回って見せ続けなさい」

時子「この私が、二度と退屈しないように地べたを這い蹲ってでも楽しませなさい」

時子「…ああ、それとさっき「怒っていない」と言ったけれど、それも勘違いするんじゃあないわよ」

グッ

時子「私は一生、絶対に許さないわ」

時子「その足りないオツムじゃあ学習能力にも期待は出来ないでしょうけど、よく覚えておきなさい」

時子「…また、自分1人で逃げ出そうとしたら」

時子「家畜の分際でご主人様の元から逃げ出そうとしたら」

時子「覚悟しなさい」

時子「死んだ方がマシ…なんて生易しい目には合わせてあげないから」

時子「……」

時子「理解できたかしら」

P「時子、俺は…」

時子「理解できたかしら、と聞いたのだけれど」

P「…ああ、覚えとくよ」


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