過去ログ - 【ダンガンロンパV3】必殺のネオ合気道と安価で!男死を克服してみせますッ!【安価】
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982:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:55:19.78 ID:bUFjDntf0
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983:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:55:45.40 ID:bUFjDntf0
 スタート地点より少し南のD−8。
 そこに名和年秀(男子17番)は立っていた。
 恋人の瀬田祐美(女子10番)に「D−8で待つ」というメモを渡していた年秀は、ラストに出発する祐美を待っていた。
―俺が祐美を守ってやんねえと…
 年秀はいつもそう思っていた。
以下略



984:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:56:35.64 ID:bUFjDntf0
 民家の建ち並ぶ、I−4の集落。
 そこの道路を和歌野将(男子22番)は歩いていた。
 右手には支給武器のレミントンダブルバレルデリンジャーが握られていた。
 将はいつも彦野勝(男子19番)にいじめられていた。
 あまりに陰険だったため、ついに将は学校を休むようになった。
以下略



985:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:57:11.58 ID:bUFjDntf0
「どうした?」
 診療所の中に戻ってきた彦野勝(男子19番)に、曽原秀也(男子10番)が聞いた。
「和歌野がここに入ろうとしたんで、駄目だって追い返したんすけど…」
「勝、お前また和歌野を殴ったんじゃないだろうな?」
 今度は今井友也(男子2番)が聞いてきた。
以下略



986:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:57:40.30 ID:bUFjDntf0
 彦野勝(男子19番)が診療所に戻った頃、H−4の集落を、絵馬忍(女子3番)は歩いていた。
―なかなか人に会えないな…。
 忍は右手を見た。
 忍の右手には、支給武器の政府特製けん玉があった。
 何でも、玉が鉄球で、紐が強化ゴムらしい。
以下略



987:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:58:26.30 ID:bUFjDntf0
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988:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:58:54.67 ID:bUFjDntf0
 B−6の神社の本堂に、倉田凪(女子6番)は座り込んでいた。
「はあ…これからどうしよう…」
 さっき、南の方で銃声がした(ちなみにこれは彦野勝(男子19番)が今井友也(男子2番)を撃った音だったが、そんなことを凪は知る由もない)。
 それ以前にもスタート地点より少し北のところで銃声がしていたため、凪は恐怖を感じていた。
―間違いない。きっとやる気になってる人はいる! 何とかして身を守らないと…。
以下略



989:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:59:49.34 ID:bUFjDntf0
 倉田凪(女子6番)は、自分にショットガンの銃口を向ける神野優(女子8番)に向かって言った。
「何で…何でよ、優!」
 だが、優は答えようとはしなかった。
「何であなたがこんな…」
 すると、やっと優が答えた。
以下略



990:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 17:00:40.37 ID:bUFjDntf0
「そんな…」
 高円寺紀世彦(男子7番)は、ただ呆然と立ち尽くしていた。
 足元に転がる、倉田凪(女子6番)の死体。
 小さい頃からいつも一緒だった幼馴染の死体。
 その幼馴染の腹には、大きな穴が開き、そこからまだ血が流れ出ていた。
以下略



991:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 17:01:29.07 ID:bUFjDntf0
「男子4番、於保正己。男子22番、和歌野将。男子2番、今井友也。男子19番、彦野勝。女子6番、倉田凪。以上6名だ。まずまずのペースで来てるようだな。だが男子はずいぶん減ったな! 男子頑張れよ!」


992:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 17:02:02.81 ID:bUFjDntf0
て、禁止エリアだ。7時から、B−2。9時から、H−7。11時から、I−10。以上だが、分かったな? もう言わねーぞ? じゃあまた、生きてたら次の放送でな」


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