過去ログ - 提督「さよなら、ないない駆逐隊!」
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89: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2017/04/21(金) 21:51:35.31 ID:5OXA5Gbb0
天津風「はぁ…………はぁ…………」
朝潮「はぁ…………はぁ…………」
天津風「はぁ……軟弱者……もう、ギブアップかしら……」
朝潮「そっちこそ…………声、かすれて……」
天津風「あたしはまだ……全ッ然……戦えるわよ……」
朝潮「こっちだって……余裕……すぎるくらい……」
霞「はいはい、もうそれくらいにしときなさい」
浜風「これ以上は二人とも、本当に危険です」
荒潮「というかもう、立ってるのもやっとって感じよねぇ」
天津風「バカ、言わないで……! 勝負は……まだ……!」
浦風「もう終わりじゃ、天津風。十分頑張ったけぇ」
霰「朝潮も……がんばった」
朝潮「だめ……まだ私、勝ってない……」
大潮「ないない駆逐隊を止めたんだから、大潮たちはこれで十分だよ朝潮! もう止めよう?」
島風「そんなことより天津風ちゃん! 提督の方が優先だって!」
雪風「そうです! 雪風、しれぇが心配です!」
天津風「……提督のことなら、たぶん大丈夫よ」
時津風「え……どゆこと?」
天津風「これだけ提督のことを想ってる駆逐艦たちが……全力であたしたちの進行を阻止しようとしてるんだから……。
それって、提督の身の安全は守られてるって……ことでしょ」
朝潮「…………」
天津風「あたしたちを行かせたくない理由は…………どうしても教えてくれないみたいだけど」
満潮「はぁ……そこまで気付いてたんなら、大人しく撤退しなさいよ……」
天津風「だって……気付いたのは戦闘中だったし……それに、負けたくなかったし」
島風「天津風ちゃんって、結構負けず嫌いだよね」
天津風「あなたに言われたくないわよ……」
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