過去ログ - 中野有香の後輩の話。
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15:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:38:20.68 ID:M/h/fDsR0

「……でも、いいですよ。挑まれた勝負を受けないなんて、あたしらしくないですから!」

道場長は「お前ら二人がそれでいいなら……いいだろう」と言って、審判を買って出てくれた。

「押忍」と挨拶をし、拳を構える。

「始め」の合図がかかり、六年ぶりの試合が幕を開けた。

順突きで間合いをはかりながら、機会を窺う。

中野有香の右足が半歩、動くのが目に入った。

蹴りが来る。

直感で判断し、瞬時に距離を詰め、同時に追い突きを放つ。

道場長の「一本」という声が、三人しかいない道場に響いた。



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