過去ログ - ヘレン「ほたる、宇宙に行きましょう!」 ほたる「へ?」
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31: ◆jsQIWWnULI
2017/04/25(火) 18:04:11.19 ID:lIJO8+9p0
「あ、プロデューサーさん。ようやく帰ってきましたね。まったく、カワイイボクを放っておいて、いったいどこへいっていたんですか?…ん?」

「P!どこ行ってたのよまったく。…うん?」

「おかえりなさい、プロデューサー!」
以下略



32: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:05:16.03 ID:lIJO8+9p0
それぞれの人が一斉にしゃべっていて、何が何だかわかりません。
この人たちがここのアイドルでしょうか。
プロデューサーさんは一斉に話しかけられたことをものともせず、自らも話し始めます。

「いやいや、ごめんごめん。帰り道にスカウトしててさ。で、この子が今日からウチに所属することになった白菊ほたるちゃん。みんな、仲良くしてやってくれよな。」
以下略



33: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:06:08.27 ID:lIJO8+9p0
「し、白菊ほたるです。よろしくお願いしまぬ!」

…勢いをつけたせいで思いっきり噛んでしまいました。とってもとっても恥ずかしいです…。
恥ずかしかったのでそのまま下を向いていると、誰かが私の顔を持ち上げました。

以下略



34: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:06:44.83 ID:lIJO8+9p0
「ですが!やはりボクが一番ですね!…おっと、申し遅れました。世界一カワイイボクこと輿水幸子です。白菊ほたるさん、よろしくお願いしますね。」

そういって私の顔から手を放すと、左手を差し出してきました。



35: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:08:38.13 ID:lIJO8+9p0
「よ、よろしくお願いします…」

握手をします。右手の人が多いので、左手同士での握手はなんだか新鮮です。



36: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:09:32.12 ID:lIJO8+9p0
「アタシは小関麗奈。レイナさまって呼びなさい、新入りちゃん。」

「は、はあ…?」

「私は斉藤洋子。よろしくね、ほたるちゃん!」
以下略



37: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:10:21.88 ID:lIJO8+9p0
「そ、そうなの?てっきり終わってるものかと…」

「そんなわけないでしょ!このレイナさまがそんな少ない自己紹介だけで終わると思ったら…」

「私はヘレン。ほたる、一緒に世界レベルを目指しましょう。」
以下略



38: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:12:04.31 ID:lIJO8+9p0
こんなにキャラクターの濃い人たちが世の中にいたのかと思うくらいに皆さん一人ひとりのキャラが濃くてびっくりしています。
なんだかなにがなんだか分からなくなってきました…。

「じゃあ紹介も済んだことだし、打合せするぞー。」

以下略



39: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:13:12.47 ID:lIJO8+9p0
私がこの事務所に来てから一週間が経ちました。
相変わらず私の不幸ぶりは健在で、事務所のみなさんに迷惑ばかりかけています…。
昨日はコピー機がいきなり詰まっちゃうし、おとといはプロデューサーさんのマグカップの持ち手部分が取れてしまったし、その前なんか…。
数え上げたらきりがありません…。



40: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:14:12.95 ID:lIJO8+9p0
「ふう…」

ため息をつきながら、ふと窓の外を見てみると、見るからに元気のなくなっている鉢植えがありました。
まるで私みたいです。

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