過去ログ - ヘレン「ほたる、宇宙に行きましょう!」 ほたる「へ?」
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38: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:12:04.31 ID:lIJO8+9p0
こんなにキャラクターの濃い人たちが世の中にいたのかと思うくらいに皆さん一人ひとりのキャラが濃くてびっくりしています。
なんだかなにがなんだか分からなくなってきました…。

「じゃあ紹介も済んだことだし、打合せするぞー。」

以下略



39: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:13:12.47 ID:lIJO8+9p0
私がこの事務所に来てから一週間が経ちました。
相変わらず私の不幸ぶりは健在で、事務所のみなさんに迷惑ばかりかけています…。
昨日はコピー機がいきなり詰まっちゃうし、おとといはプロデューサーさんのマグカップの持ち手部分が取れてしまったし、その前なんか…。
数え上げたらきりがありません…。



40: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:14:12.95 ID:lIJO8+9p0
「ふう…」

ため息をつきながら、ふと窓の外を見てみると、見るからに元気のなくなっている鉢植えがありました。
まるで私みたいです。

以下略



41: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:15:02.38 ID:lIJO8+9p0
「お水、お水。」

水道まで行こうとしたところ、

「きゃあっ、は、…鉢が…!」
以下略



42: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:15:44.38 ID:lIJO8+9p0
「あぶない!」

ズサーという音とともに人か上げが飛び込んできました。

「おおっと!ナイスキャッチ!ほたるちゃんは大丈夫?」
以下略



43: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:16:41.58 ID:lIJO8+9p0
「よ、洋子さん…。わ、私は大丈夫ですけど洋子さんは…」

「私は大丈夫だよ!鉢植えちゃんも無事みたいだし。」

「すみません…私の不幸のせいで…」
以下略



44: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:19:27.67 ID:lIJO8+9p0
「ナイスキャッチね、洋子。」

いつの間にか来ていたレイナさまが言います。

「あ、レイナちゃん、おはよう!」
以下略



45: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:20:09.92 ID:lIJO8+9p0
「覚悟しなさい!…それとほたる!」

さっきまで洋子さんを刺していた指が、今度は私に向けられます。

「は、はい…」
以下略



46: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:21:04.24 ID:lIJO8+9p0
「じょ、じょうろ…?でも、そんなものどこにも…」

「コレよ、コレ!」

レイナさまの手にいつの間にか握られていたのは、ただの500ミリのペットボトルでした。
以下略



47: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:21:37.02 ID:lIJO8+9p0
「これって、ペットボトル…?」

「違う!ほら、よく見なさい!」

言われた通りによく見てみるとそのペットボトルには青いマッキーで『じょうろ』と書かれていました。
以下略



48: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:22:16.16 ID:lIJO8+9p0
「『じょうろ』って書いてあるでしょ。なら、これはじょうろよ!」

「は、はい!」

とても強引ですけど、気迫に押されて、つい返事をしてしまいました。
以下略



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