過去ログ - ヘレン「ほたる、宇宙に行きましょう!」 ほたる「へ?」
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40: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:14:12.95 ID:lIJO8+9p0
「ふう…」

ため息をつきながら、ふと窓の外を見てみると、見るからに元気のなくなっている鉢植えがありました。
まるで私みたいです。

以下略



41: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:15:02.38 ID:lIJO8+9p0
「お水、お水。」

水道まで行こうとしたところ、

「きゃあっ、は、…鉢が…!」
以下略



42: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:15:44.38 ID:lIJO8+9p0
「あぶない!」

ズサーという音とともに人か上げが飛び込んできました。

「おおっと!ナイスキャッチ!ほたるちゃんは大丈夫?」
以下略



43: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:16:41.58 ID:lIJO8+9p0
「よ、洋子さん…。わ、私は大丈夫ですけど洋子さんは…」

「私は大丈夫だよ!鉢植えちゃんも無事みたいだし。」

「すみません…私の不幸のせいで…」
以下略



44: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:19:27.67 ID:lIJO8+9p0
「ナイスキャッチね、洋子。」

いつの間にか来ていたレイナさまが言います。

「あ、レイナちゃん、おはよう!」
以下略



45: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:20:09.92 ID:lIJO8+9p0
「覚悟しなさい!…それとほたる!」

さっきまで洋子さんを刺していた指が、今度は私に向けられます。

「は、はい…」
以下略



46: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:21:04.24 ID:lIJO8+9p0
「じょ、じょうろ…?でも、そんなものどこにも…」

「コレよ、コレ!」

レイナさまの手にいつの間にか握られていたのは、ただの500ミリのペットボトルでした。
以下略



47: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:21:37.02 ID:lIJO8+9p0
「これって、ペットボトル…?」

「違う!ほら、よく見なさい!」

言われた通りによく見てみるとそのペットボトルには青いマッキーで『じょうろ』と書かれていました。
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48: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:22:16.16 ID:lIJO8+9p0
「『じょうろ』って書いてあるでしょ。なら、これはじょうろよ!」

「は、はい!」

とても強引ですけど、気迫に押されて、つい返事をしてしまいました。
以下略



49: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:23:01.37 ID:lIJO8+9p0
「アンタ、下向きすぎよ。少しは前見なさい前。そんなんだからじょうろの存在にも気づかないのよ。」

「まあ、じょうろの存在を見つけられるかはともかく、他は麗奈さんの言う通りですね。」

フフーンと髪をはねさせながら、幸子さんが会話に加わります。
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