過去ログ - ヘレン「ほたる、宇宙に行きましょう!」 ほたる「へ?」
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51: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:24:34.15 ID:lIJO8+9p0
「で、でも…」

「でも、なんです?もしかして、ボクが最初に言った言葉、疑ってます?」

「え?」
以下略



52: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:25:33.95 ID:lIJO8+9p0
幸子さんはそこでいったん言葉を切ると、いきなり私の顔を手で挟んできました。

「ひゃう!?しゃ、しゃちこさん?」

「なんで下を向いてるのかはわからないですけど、そんなのもったいないです。ボクやプロデューサーさんが認めてるんですよ?一緒に前を向きましょう。そして、世界をカワイイで支配するんです!」
以下略



53: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:26:06.89 ID:lIJO8+9p0
「その通りよ、幸子。よく言ったわ」

バーン、という衝撃音とともに開いた扉の向こう側に立っていたのはヘレンさんでした。



54: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:26:53.10 ID:lIJO8+9p0
「今日は『ヘーイ』じゃないのね。」

レイナさまがニヤニヤしながら言います。

「フッ、愚問ねレイナ。世界は刻一刻と変化しているわ。同様に私も。それを忘れないことね。」
以下略



55: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:28:16.93 ID:lIJO8+9p0
「ところで幸子」

「はい、何ですか?」

「今からほたると外に出るから、後のことは頼んだわよ」
以下略



56: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:31:18.85 ID:lIJO8+9p0
「そこを何とかするのよ。大丈夫。可愛い幸子なら出来るわ。」

「…フ、フフーン。当然です。世界一カワイイボクなら、仕事をすっぽかしたヘレンさんのフォローくらい余裕です!」

幸子さんはやけくそ気味に言います。
以下略



57: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:32:05.05 ID:lIJO8+9p0
「あ、ヘレンさん」

幸子さんが呼び止めます。

「何かしら?」
以下略



58: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:33:41.03 ID:lIJO8+9p0
そうでした。このまま流れでヘレンさんに連れていかれるところでした。どこに行くのか何も知らされてません。
そもそもヘレンさんと出かけるなんて今始めて知りましたし。
ヘレンさんは少し間を開けたかと思うと、おもむろに右手をあげました。そして一言、

「宇宙よ」
以下略



59: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:35:31.98 ID:lIJO8+9p0
「「「「………」」」」

何かの聞き間違えでしょうか?洋子さんと顔を合わせます。洋子さんも首をかしげています。
四人の気持ちを代弁するように、幸子さんが聞きます。

以下略



60: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:36:45.14 ID:lIJO8+9p0
「宇宙よ」

「「「「えええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」」」

驚きの四重奏が事務所を揺らさんばかりに響き渡りました。聞き間違えじゃなかったです…。今から私、ヘレンさんと宇宙に行くらしいです…。
以下略



61: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:37:34.29 ID:lIJO8+9p0
気が付くと、私は体をがっちりと固定されてて、身体が自由に動かないような状態で座っていました。
目の前には銀色や緑色、赤色のスイッチやレバーがずらりと並べられています。
それぞれの下には数字とアルファベットの文字列が並んでいます。いきなりすぎて訳が分かりません。


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