過去ログ - ヘレン「ほたる、宇宙に行きましょう!」 ほたる「へ?」
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72: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:49:46.02 ID:lIJO8+9p0
「ほたる、私たちは出来るわ。アイドルとして。歌を、お客さんの声援を、熱気を、心を、笑顔を、届けることが。宇宙にまで。だからまずは、あなたが笑うのよ。」

「…笑う…?」



73: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:51:34.23 ID:lIJO8+9p0
「そう、笑うの。

「あなたに

「私たちに
以下略



74: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:52:08.21 ID:lIJO8+9p0
ヘレンさんの言葉は続きます。


75: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:52:57.86 ID:lIJO8+9p0
「そしてほたる、一緒に笑いましょう。

「あなたと

「私たちと
以下略



76: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:53:48.21 ID:lIJO8+9p0





以下略



77: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:54:27.49 ID:lIJO8+9p0
「それよりもP、これ」

ヘレンさんは、懐から何か紙のようなものを取り出すと、プロデューサーさんに渡しました。

「なにこれ?」
以下略



78: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:55:20.26 ID:lIJO8+9p0
「だから、領収書。」

「なんの?」

「ロケット代よ。」
以下略



79: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:55:47.73 ID:lIJO8+9p0
「はぁ!?………嘘だろおい!宇宙旅行ってこんなにするの!?今21世紀でしょ!?ちょっと何してくれちゃってんのヘレン!」

プロデューサーさんの絶叫が響きます。



80: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:56:25.01 ID:lIJO8+9p0
「絶対にこんなの経費で出さないからな。」

「なぜ?必要経費よ?」

「んなわけあるか!むしろよく出ると思ってたな!?」
以下略



81: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:58:25.81 ID:lIJO8+9p0
「…とりあえずちひろさんに見せてからだな。」

「いやよ。それはP、あなたの仕事のはずよ。」

「なっ!ぜっっっっっったいにやだよ。ちひろさんに殺されたくないもん。ていうか、これじゃあ殺されるじゃすまないぞ、これ。」
以下略



82: ◆jsQIWWnULI[sage saga]
2017/04/25(火) 18:59:37.81 ID:lIJO8+9p0
二人のリズミカルなやり取りを見て、地球に帰ってきたんだなって思うと、不思議と笑みがこぼれてきました。
まだやり取りを続けている二人の後ろについていきながら、上を向いてみました。
そこには、見慣れているはずでいて見ていなかった青空が広がっていました。
聞こえるのかな、私の笑い声。届くのかな、私の笑顔。
今はまだ全然小さい私だけど、それでも、いつか。
以下略



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