過去ログ - 【モバマスSS】モバ夫「特別養護老人ホームに勤める事になった……」
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5: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/04/26(水) 11:56:35.99 ID:k4t87EhqO

モバ夫(そんな訳で俺は借金を返す為に、美城グループ直営の特別養護老人ホームで働くことになった)

モバ夫(顔も知らない(瓜二つだそうだが)祖父の所為で介護なんて職に付かされたのを恨むべきなのか、
    それとも命が繋がった事を感謝すべきなのか……複雑な感情が俺の心の中で入り混じっている……)

モバ夫(それにしても遅いな……入り口で待っていれば案内の担当者が迎えに来るはずなんだが……)

???「遅くなりましたーっ、すみませーん!!」

モバ夫(そう言いながら施設内から駆けて来たのは少女と言っても良いくらいの童顔ポニーテールの女性。
    見た所どうみても学生だが、施設の制服らしきものを着ている所を見ると、この少女が案内の担当者なのだろう)

モバ夫「あの…はじめまして…。今日から此処で働く様に言われているモバ夫ですが……その……」

???「ええ、ええ、聞いてますよ。今日からよろしくお願いしますねっ。私は此処の施設で事務員をしてます、安部菜美です。
    みんなからはウサミンって呼ばれてますから、モバ夫さんも気軽にそう呼んでくださいね!キャハッ!!」(三週くらい回って斬新なポーズで決め)

モバ夫「は、はぁ……よろしくお願いします……」


菜美(ヤバい……滑ったかな…??)「え、えーと、それじゃあ案内しますねっ!?
   モバ夫さんはこの老人ホームがどんな場所かは聞いています??」

モバ夫「はい、えーと…美城グループが今ほど巨大では無かった頃、世界進出の足掛かりになった芸能部門で活躍された
    アイドルの方を慰労の意味を込めて優先的に引き取っているとか……??」

菜美「ええ、どなたも大活躍されたアイドルさん達なんですよっ?? 活躍された時代から60年以上は経っているので、
   モバ夫さん世代にはピンと来ないかもしれませんが……」

モバ夫「そ、そうなんですか……?」

菜美「ええ、その多くのアイドル達のプロデュースを一手に引き受けていたのが、伝説のアイドルマスターと呼ばれたモバ夫さんの
   お爺さんなんですよ??ご存知有りませんでした??」

モバ夫「いえ……父は祖父の話を一切しませんでしたし、アイドル関係もそう言うのを避けている節が……、
    ですので全然知りませんでした……」

菜美「そうなんですか……。 アイドルさん達の中にはモバ夫さんのお爺さんをそれはそれは強烈に愛していた人も居たそうなので、
   諦めきれずにご家庭に何かご厄介を掛けていた方も居たのかも知れませんね……」

菜美「ご結婚されてからしばらくして当時の職場……、346プロの前から完全に姿を消したのもそれが理由かもしれませんね…。
   千川会長も当時、あらゆる手を尽くして行方を捜したそうですが…。 もしそうでしたら、グループの一員として深くお詫びいたします…」(ペコリ)

モバ夫「いえ…、今となっては分からない事ですし、それに俺が生まれる前の話ですし気にしてませんから……」

菜美「そうですか…??そう言って頂けると助かります……」






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