過去ログ - 二宮飛鳥?「幾千もの出逢いを越えて」
1- 20
1:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:43:41.24 ID:LfMbYF0G0
これは、誰かが見た偶像。
或いは、彼方にこれから観測される偶像のお話。

・デレマスSS

・地の文というより、もはやポエム。

・総選挙は二宮飛鳥に。


書き溜めはしてますが誤字確認しながらぼちぼちと投稿。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:44:29.81 ID:LfMbYF0G0


ユメを観ていた。[producer]が観なければ、消えてしまうであろうユメを。

『二宮飛鳥』と出逢うユメを。
以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:46:39.37 ID:LfMbYF0G0
[producer]が観たのは、アイドルと、そのプロデューサーとしての出逢いだけではなかった。

同じ学校に通う者として――
 授業中にふと右斜め前の方に目をやった時、退屈そうにだがきちんとノートは取っている様を見た。

以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:49:24.08 ID:LfMbYF0G0
そうして、幾度も幾度も、繰り返した。数え切れぬほどの出逢いを。

線が曖昧になって、溶けて一つになってしまいそうなほど。

自分と相手の境界線が自分の領域(コト)を、そして相手の領域を教えてくれるというのに。
以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:50:51.38 ID:LfMbYF0G0
◇◇

ボクはキミを待っていた。キミがボクを見つけるのを。

ああ、めぐり逢ってもいない相手を能動的な意識下で、待っている。なんてものは、ヒトの……いや、世界の理に反するかい?
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:51:27.07 ID:LfMbYF0G0
「飛鳥……なのか?」

[producer]は、"それ"に問いかける。

「そう、ボクはアスカ。二宮飛鳥。キミがボクをそう意識し、観続ける限りは、ね」
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:52:30.37 ID:LfMbYF0G0
◇◇□

「ボクの疑問を一つ、聞いてはくれないか」

暫くの答え合わせのような問答の後、飛鳥はそんなことを言った。
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:54:14.55 ID:LfMbYF0G0
「キミもそうだ。同じ学び舎に通う同世代の人間が、

 いつしか親戚の大人となって子供のボクにお年玉を渡すことなど、起こり得ない」

「あの記憶全てが本当なら、キミも矛盾に満ちた存在だと言える」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:57:06.80 ID:LfMbYF0G0
◇◇□◇

「キミが『二宮飛鳥』に誓ったあの日、ボクという存在が生まれた」

「熱い決意に、ほんの少しの不安をブレンドした一杯のカップ」
以下略



18Res/11.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice