過去ログ - 美嘉「アタシは――――処女だから」武内P「」
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◆SbXzuGhlwpak
[sage]
2017/05/03(水) 14:38:11.00 ID:nW2V9tv+0
美嘉「ほ、ほら! アタシもアイドルだから、どちらが求められているのか気にならないと言えばウソになるし……直接こんなこと訊けるのは、ア……アンタぐらいしかいないから、その……」
武内P「な、なるほど。とはいいましても、私は別段そちらの方にこだわりは無いので……」
美嘉「……何、アンタ? アタシにこんな恥ずかしい質問させておいて逃げるの?」
武内P(本当にどちらでもいいと思っているのですが……私にどう答えろと?)
武内P(どちらかを選ぶとなると……今の時勢で表だって処女が好きだと宣言するのはあまりにリスキーです。それに城ヶ崎さんも処女でないフリをしていることですし――)
武内P「どちらかというと……経験が有る方が好みです」
美嘉「」
武内P「まあこれは強いて言うならばという程度で……城ヶ崎さん? 城ヶ崎さん!?」
美嘉「あ……うん。おっすおっすばっちし」
武内P「大丈夫ですか? 突然顔色が悪くなられましたが……」
美嘉「アイシャドー……アイシャドーをミスっただけだから」ガクガク
武内P「風邪をひかれたのでは? 体も震えています」
美嘉「大丈夫……大丈夫だから。ああ、そうだった。やっぱり大丈夫だ」
武内P「城ヶ崎さん?」
武内P(明らかに様子がおかしい。身近な男性である私が、非処女が好きだと言ったことがそれほどショックだったのでしょうか? 理由はわかりませんが、撤回した方がいいのでしょうか?)
美嘉「うん、別に男に抱かれなくたって、処女じゃなくなる方法ならあるじゃない。大丈夫、キレイな体のまま処女を捨てて――」
武内P(か、かくなる上は――ッ!!)
武内P「しょ……です」
美嘉「……え?」
武内P「しょ、処女が好きです!」
美嘉「……本当?」
武内P「はい……」
美嘉「…………へえ」
バタン
武内P(終わった……もっと打てる手はあったでしょうに……なぜ私はアイドルに、それもまだ未成年の城ヶ崎さんにこんなことを言っているんでしょうか。性犯罪者と変わらないではないですか)
美嘉「そっか……そっかそっかうん! ふーん、アンタってば処女が好きなんだ! え、今時!? 最近の娘たちは早ければ中学生の頃には捨ててるのに、処女が好きなんだ!? その歳で!?」
武内P「え、ええと……はい」
美嘉「アハハハハッ。そんなんじゃ同年代の彼女なんか見つけられっこないじゃん。それなりの容姿で男が苦手でもなければ、大人になるまでに普通は捨ててるんだよ★」
武内P「は、恥ずかしながら」
美嘉「まあ別にいいんじゃない? 個人の好みは人それぞれなんだし、無理言ってそれを訊きだしたアタシが笑っちゃダメだったよね。ゴメンゴメン★」
武内P「いえ……お気に、なさらず」
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